Skyまどかです!
日本にいるとあまり出会ったことがないかもしれませんが、アメリカ、特にロザンゼルスにはたくさんヴィーガンの方がいらっしゃいます。ヴィーガンレストランもたくさんあるし、お店には必ずと言っていいほどヴィーガンメニューがあります。逆にないほうが珍しいくらい。
とゆーことで、今日は渡米前に知っておきたい知識として、ベジタリアンとヴィーガンの違いについて、解説していきたいと思います。
ヴィーガンとベジタリアンの違い
まずはベジタリアンとヴィーガンの違いについて理解していきましょう。
ベジタリアンとは
ベジタリアンとは「菜食主義」です。これはわかりやすいですよね。でも一口にベジタリアンと言っても、たくさんのタイプがあることを知っていましたか?基本的に、「肉は食べない」と覚えて問題はないと思いますが、人によって乳製品・卵・魚を食べるか?がそれぞれあって、その名前や種類分けが細かくあるようです。
ヴィーガンとは
ヴィーガンとは「完全菜食主義」と言われています。ベジタリアンとの大きな違いは、考え方や環境問題にまで普及していくことです。ただ単なる、野菜を中心に食べる人たちではないんですね。
ヴィーガンとは思想
では次にヴィーガンの方々がどのような思想に賛同しているのか見てみましょう。
動物愛護
「人間が動物を搾取することなく生きるべきである」という考え方があります。なので、動物性食品を食べないだけでなく、動物製品も使わないということです。レザー・ウール・布団に入ってる羽毛なんかも含まれるそうです。
家畜が動くこともできないような狭い檻の中でギチギチに詰められ、餌を無理やり食べさせたり、ホルモン注射を打たれミルクを出させて、使えなくなったら殺される…というような映像を見たことある方も少なくないと思います。ヴィーガンの方々はそこに警告を鳴らしてるんですね。
地球環境問題
更に、地球問題にまで発展します。畜産業が地球に与える影響が大きいことはご存知でしたか?まず、家畜がするおならやゲップが大量のメタンガスを排出されており、更にその家畜を育てるために大規模な森林伐採が行われています。私たちは森林を増やして、メタンガスを減らさないといけないのに全く逆の方向に進んでいます。実際にブラジルのアマゾンではそのために70%の森林伐採が行われています。
そして驚くことに、温室効果ガスは自動車よりも畜産業の影響の方が大きいのです。つまり、ヴィーガンとは地球温暖化をストップさせようという環境問題への配慮でもあるのです。
アメリカでの拡大
データで見てもアメリカではかなり拡大している様子です。
2019年はヴィーガンの年
2019年は、あるアメリカの経済学者が「Year of Vegan(ヴィーガンの年)」と称するほど、大きなムーブメントとなったヴィーガン。2015年には、アメリカの人口のうち、ベジタリアンは3.4%、ヴィーガンに至ってはわずか0.4%だったのが、2019年には25歳~34歳の人口のうち25%が、ヴィーガンもしくはベジタリアンという、驚異的な拡大を見せています。
セレブリティー達も賛同
アメリカでは、レオナルドディカプリオやビヨンセなどのセレブリティー達が次々をヴィーガンになっていっています。アカデミー賞やゴールデングローブ賞で用意される食事でもヴィーガンを提供するようになったそうです。
ヴィーガンミートがすごい
代替えミートのクオリティーがすごいんです。バーガーショップでもヴィーガン用のお肉でバーガーを売ってたりします。大豆で作られていたりするんですが、私的には全く問題なく美味しく食べられます。また、ヴィーガンレストランに行ってもおいしいものがたくさんあるので困ることはありません。
まとめ
今回この記事を書くにあたってかなり調べて私も勉強になりました。私もスーパーでは肉系は買わないので、家では基本ベジタリアンです。ステーホーム中はたまーに魚は食べるベジタリアンでしたね。おかげで(?)めっちゃ痩せました。
日本では、まだベジタリアンやヴィーガンは受け入れられてないかもしれませんが、環境問題や動物愛護的な観点からも1日に1食でも意識してお肉を摂らないように心がけみるところから始めてもいいかもしれませんね!